スピリチュアルリーダー

マウイのカフナ、Lei’ohu さんが、ご自身の体験を語り出した。幼い時に、ふと思った”何のためにここにいるのだろう”という疑問、自分だけが知らないんじゃないかと、誰にも聞けないでいた疑問。ビーチでのんびりしていながら、同じ疑問が湧いてくる。そこから、今の彼女の在り方が始まったという。

”今この瞬間に存在すること”、そのための修行を続けることが全てなのだ。彼女の立ち姿は、まるで足から大地に根が生えているがごとく揺るぎない。そして呼吸をしていること。私達は、なんて浮き足立って、息をこらえて、この世の中のしがらみに巻き込まれているのだろうかと、思い知らされる。地球の大地に根ざして、大気を取り入れて生きるという、シンプルな在り方が、魂と大宇宙とつながる鍵なのだ。

そうはいっても、周囲に起こる様々な出来事に感情が振り回されている私達。特に、日本に来て伝えたい3つのメッセージは、*コントロールを取り外し、*自由でいる、そして*アロハスピリットなのだと強調して語った。

Lei’ohu さんは、ごくさり気なく、ここでシェアしたい問題があるかしら、と聞いた。パーソナルな悩み事をひけらかすだけで、すでに軽くなり、彼女の叡智と思いやりに溢れた言葉に、ハッと目が覚める思いがした。極上のカウンセリングの場になる。さらに水とバグによる浄化と祝福が癒やしをもたらす。

彼女に見える、誰もが背後に持つエネルギーの一つを教えてくれた。多くの人に地球上の自然、山や谷、聖地あるいは古代文化のエネルギーがついている。私達は、宇宙の中のこの地球上の物質より成り立っているのだから、それもそうだと思った。

Lei’ohu さんと傍らにいて強烈な存在感を漂わせるMaydeen さん、二人の歌はチャントであり祈りなのだ。お二人はマウイの聖地ククイプカを守り、世界中に目覚めを促している。今回の出会いも偶然であるわけはなく、スピリチュアルリーダーとして、彼女らと遭遇する時がやってきたのだと思っている。全てに感謝で一杯!