フェルデンクライス メソッドでは、身体の思わぬ部位の思わぬ動きに、気づかされます。
床に寝転んで、手で床を押したり、足で押したり、手と足同時に、両手で、両足でとコンビネーションをできる限り変えて試みます。
そのポジションというのが、今からブリッジ運動を始めるスタートポジションに最終段階で到達するのですが、出だしは片手を耳の脇あたりの床に手のひらをつけて置くのです。これだけでも大変で、手のひらをひっくり返して置くために、どれだけの肩甲骨と胸郭と脊柱に柔軟性が必要かということに、少しずつ気づいていきます。
本日のレッスンのポイント:
・手と足がつながるラインを見いだす。
・動きを中継する体幹、特に肩甲骨に意識をおいて。
・仰向けに寝て、ブリッジ運動を起こそうというポジションを創る。
立ち上がった時に、床からの反力に拮抗する床を押すパワー、空間に伸びる腕、その間の体幹が大きく広がっていることに、新鮮な驚きがあります。
いつもレッスンの終わりには、ちょっと違う世界に行っているような感じもします。
赤ちゃんの時にやっていた、試行錯誤を楽しむ、努力なしの懸命さ、探索と発見。。フェルデンクライスレッスンの醍醐味ですね☆